代 表 瀧澤 順久
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"「佐渡へ佐渡へと、草木もなびく、佐渡は四十九里、海の上」。私の故郷は、この佐渡おけさの本場
の佐渡です。そこから、明治38年11月3日の天長節に、この千歳にやって来ました。・疲れ
た足を引きずるように、ようやく峠の頂上に立ち、千歳村を見たとき、なぜか急に悲しくなり、
その場に崩れるように腰を下ろしてしまいました。なぜなら、峠の下にある千歳村を見たとき、
あまりの寒村に驚き、あたかも心の支えをなくしたような絶望感にさいなまれました。”
この話は、創業者であります「渡部榮蔵」翁が19歳の若さで商いの決意を固め、はじめて千歳の
地に入ったときのことです。以来、いまの千歳市本町に山三の屋号を掲げて雑貨屋を始めたのが、
山三ふじやグループの始まりであります。それから100年の間、幾多の苦難を乗り越えて、千歳の
歴史と共に歩んで参りました。
大正15年、千歳着陸場の建設に際しては、村民の皆さんに呼びかけ、村民大会を開き、無償の奉仕
活動のもと、一本の着陸場を作り上げ、北海一号機を迎えました。これが現在の新千歳空港の
母体となり、千歳の発展の大きな転機になりました。
その時の喜びと感動は、”事に当たって一致協力する=「スピリット・オブ・チトセ」”として、
山三ふじやの象徴精神となり、今日に受け継がれております。
千歳の発展と共に、山三ふじやもまた、その時代時代のニーズに合わせ、生業から家業へ、家業から
企業へと、地域に育まれながら多方面にわたり事業を広げ、現在、7企業からなる山三ふじやグループ
を構成するに至りました。
平成17年、創業百年を迎えることができ、これを新たな「創業元年」と位置づけ、先人の残した
尊い精神を受け継ぎ、前掛け姿の商人として、社員一同が心を一つにして、次の100年に向けて、
その第一歩を強く踏み出し、社業に邁進いたします。
なにとぞ倍旧のご愛顧・ご高配を賜りますようお願い申し上げます。
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